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オールインワンゲル情報局

ジメチコン入りのオールインワンゲルは危険?

      2018/09/11

cream-621340_640化粧品やヘアケア用品で悪者にされやすい「ジメチコン」

この嫌われがちな「ジメチコン」について、私は次のように考えています。

  • ジメチコンが全成分表示の前半に来る基礎化粧品は、避けたほうが良い
  • ジメチコンそれ自体はとても安全な成分

理由を説明する前に、ジメチコンという成分について詳しく見てみましょう。

 

ジメチコンの性質とは?

まずはじめに、「ジメチコン=悪、毒、危険」と思っているのなら、それは違います。

ジメチコンは、

  • べたつかず、さらさら、するするの感触をもたらす
  • 光や摩擦、熱などの刺激や他の物質にも反応しない
  • 油にも水にも強い膜を作る
  • 乳化したものの泡を消し、安定させて均一に混ぜる

という性質があります。

ジメチコンは安全な成分

ジメチコンは、消化管の気泡を消す内服薬として使われるほど安全です。

どんな成分とも反応しないので、食べてもそのまま排泄されてしまいます。

逆に、肌に塗ってもそれ自体が肌に浸透して悪さをすることもありません。

ただその強い皮膜が、肌の上に残り続けるだけです。

 

化粧品でジメチコンが果たす役割

ジメチコンを化粧品に入れることのメリットは、

  • 表面がさらっとしてべたつかない使用感
  • 肌を守りつつ、汗・水・皮脂にも崩れない強い皮膜を作る
  • 製品の中で成分を均一に混ぜる
  • 肌の凹凸を埋めツルンとした外観を作る

などです。

逆にデメリットは、

  • 油にも強く水にも強いので、落とすのが難しい

これだけになります。

ですから、ジメチコンは、

  • ウォータープルーフのファンデーションや日焼け止め
  • ベースメイクののりを良くする化粧下地
  • 口紅
  • クリームアイシャドウ

など、「落ちたり崩れたりしたら良くないもの」には

ほとんどなくてはならない成分なのです。

 

それに、他の化粧品成分と反応して有害な物質を作ることも、

光や水で変質することもありません。

これは、長時間肌にのせる成分としては、

非常に安全で信頼できる成分になります。

 

 

それでは、なぜ基礎化粧品では

「全成分表示の前半に来る場合は避けたほうが良い」のでしょうか。

 

基礎化粧品とジメチコン

ジメチコンは非常に安全な成分ですが、

基礎化粧品に使うときはちょっと訳が違います。

それは、ジメチコンの性質

「油にも水にも強く、落としにくい」

にあります。

 

ジメチコンは強く皮膜を作ってしまうので、

一度塗るとオイルタイプ、

しかもシリコン配合のクレンジングがないと落とせません。

 

そして、油にも水にも強いので、

ジメチコンを多く配合した化粧品を塗った後の肌には、

何も補給することができません。

また、ジメチコンと肌の間に残った微細な汚れも、

そのまま閉じ込めてしまいます。

 

ジメチコン自体は肌を荒らすことはありませんが、

ジメチコンが肌につよい膜を作ることでのデメリットはあります。

 

つよいジメチコンの層は肌を守ってくれるのですが、

肌の排泄機能(汗や垢として水分などを外にだすこと)を考えると、

基礎化粧品として24時間塗りかさねるというのはどうなのかと私は思います。

 

もちろん、ジメチコンは肌に浸透したりしないので、

強引に落とさなくても重ねなければそのうちアカと一緒にはがれ落ちるのですが、

クレンジング後基礎化粧品でガッツリ塗り続けると、

肌にはつねにジメチコンが残った状態になってしまいます。

 

だからこそ、ジメチコンの量が多い基礎化粧品は、

肌が弱い人にはおすすめしません。

 

製品の安定のために少量使ってある分にはOK

ただ、ジメチコンは泡を消す働きがあるので、

コスメの成分を均一に混ざった状態で保つために使われています。

この目的で使う際は、肌に層を作るほどの量は必要ありません。

ジメチコンが入っているからといって、

全部のスキンケアコスメを避ける必要はないというのはこのためです。

 

ジメチコンの入っている基礎化粧品の見分け方

ジメチコンの入っている基礎化粧品を避けるかどうかを判断するには、

その化粧品の「全成分表示」を見ましょう。

全成分表示は、「配合してある量が多い順」に記載する決まりになっています。

ですから、全成分表示のトップに出ている成分が、

その化粧品に含まれる最も多い成分です。

 

たとえば、この全成分表示表をみたとき、ジメチコンは7番目に多く配合されている成分となります。

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例えば、この製品は皮膚の上に膜を張ってしっとり感を出すため、ジメチコンをベースとして使っている事がわかります。

もう一つの例を出すと、この製品の場合はジメチコンは後半部分で、美容成分よりも少ないことがわかります。

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この場合、ジメチコンは基材としては働いておらず、

様々な成分を安定させるために含まれているのです。

 

この2つの製品は、どちらも自分が実際に使った製品。

前者は夜使って朝洗顔すると、膜が貼ったようなしっとり感が残ります。

私はこのしっとり感があまり好みではないので、違和感に感じました。

朝別のエマルジョンタイプの化粧品を使ったのですが、浸透しづらくて困ったのも違和感の1つです。

 

後者は夜使って朝洗顔すると、するっと溶けるようになくなります

なので、朝また同じゲルで肌を守ってもいいですし、

他のもっと早く浸透するコスメを使っても大丈夫です。

 

もし肌への負担とスキンケアを考えるのならば、

基礎化粧品においてはジメチコンは少ないほうがいいのです。

 

まとめ

ヘアケアやスキンケアの成分で何かと槍玉に上がりやすい「ジメチコン」

ジメチコンは、一部からは悪の権化のように嫌われていますが、

実はそれ自体はとても安全で、内服薬として使われるほど。

 

化粧品に使った場合は

  • しっとりすべすべの使用感
  • 水にも皮脂にも強い崩れにくさ
  • あらゆる刺激にも反応しない安定性

などのメリットがあります。

 

しかしその「崩れにくさ」「安定性」が、

基礎化粧品では裏目に出ます。

表皮の上にぺったり膜を張るので、

その後のスキンケアがうまく行かなくなってしまうのです。

少量使うぶんには成分を均一に混ぜて製品の質を安定させるのですが、

多く入れると皮膜となってしまいます。

 

結論として、

  • ジメチコン自体はとても安全な成分
  • 少量のジメチコンは製品を安定させる
  • 落ちてほしくない日焼け止めやファンデーションには良い
  • 落ちにくいので人によっては良くない

ということなのです。

ジメチコンの入っていないオールインワンゲル

オールインワンゲルの場合も他の化粧品と同様、ゲルを安定させるため、またしっとりとした被膜を作るためにジメチコンを配合しています。

しかし、それでも使用感が気になる場合はジメチコンを使用していない商品を選びましょう。

たとえば66種類の美容成分を贅沢配合の保湿ゲル「メディプラスゲル」もジメチコンを配合していません。

テレビCMなどでも知られていますね。

30日以内返品可能期間も設けてありますので、新商品を試すのに不安があっても安心です。

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